無事終了致しました。多数のご参加ありがとうございました。
一般社団法人日本獣医麻酔外科学会 平成27年度北海道地区講習会が平成28年3月27日(日)北海道大学大学院獣医学研究科講義棟講堂(札幌市北区)で開催されました。講師には、北海道大学大学院獣医学研究科診断治療学講座の石崎禎太先生、北海道大学大学院獣医学研究科獣医外科学教室の細谷謙次先生、東京大学大学院獣医外科学研究室の中川貴之先生の3名の先生方をお迎えし、午後1時から午後5時まで、「犬と猫の乳腺腫瘍を極める!」というタイトルでご講演をお願いしました。また、講義の途中で短時間ではありましたが、開催にご協力いただいたゾエティス・ジャパン株式会社より大日向剛先生に新製品のご紹介をいただきました。開催当日は98名の参加者があり、各講師の先生方の豊富な経験に裏づけされたご講演内容に大変満足していることがうかがい知れました。
本講習会では、一次診療の獣医師が遭遇する腫瘍の代表格として乳腺腫瘍を取り上げ、石崎先生には乳腺の細胞診、細谷先生には乳腺腫瘍の診断および治療のインフォームドコンセントに役立つ疫学的な最新情報、中川先生にはその外科治療を中心に基本的な手技から手術の考え方、現在取り組んでおられる研究にいたるまで多くの情報を惜しみなく提供いただきました。細胞診ではこの検査が乳腺腫瘍と他の疾患の鑑別に役立つこと、腫瘍の悪性度の予想がある程度可能であることなどが示されました。また、最新情報として最近の論文から避妊手術をあわせて実施することの是非やその適応・意義なども含め、非常に多くの情報を整然とご紹介いただきました。外科療法においてはまず何を目的に手術を実施すべきか良く考えて実施することの重要性や切除と縫合に関する各手技の細かなコツについて、理論的なところも含めてお示しいただきました。また、新規治療薬やリンパ節の染色などの基礎研究から臨床応用まで最新情報をふんだんに盛り込んでいただき、参加者には大変満足のいく機会となったと思われます。
最後には総合討論を行い、会場から講師の先生方に積極的な質問が投げかけられ、一次診療で臨床家が直面している様々な疑問に対して非常に活発な討議が行われました。休日の開催でしたが多くの開業獣医師の先生方にご参加いただきました。また半数以上が非会員であったことから、今後の会の活動にもご興味を持っていただける良い機会となったのではないかと思われ、大変有意義な講習会となりました。
| 13:00 ~ 13:30 | 鑑別に迷う体表腫瘤の細胞診 ~乳腺腫瘍を中心に~ | 石崎禎太(北海道大学・獣医診断病理) |
| 13:35 ~ 13:55 | 犬アトピー及びアレルギー性皮膚炎に対する新薬 「アポキル錠」の紹介 |
大日向剛(ゾエティス・ジャパン株式会社) |
| 14:00 ~ 15:00 | 乳腺腫瘍の診断と集学的治療 | 細谷謙次(北海道大学・獣医外科学) |
| 15:10 ~ 16:40 | 乳腺腫瘍の外科治療のコツと最新情報 | 中川貴之(東京大学・獣医外科学) |
| 16:40 ~ 17:00 | 総合討論 |
| 日本獣医麻酔外科学会会員 | 非会員 | 学生 | |
| 事前登録 | 無料 | 1,000 円 | 無料 |
| 当日登録 | 1,000 円 | 2,000 円 | 無料 |
無事終了致しました。多数のご参加ありがとうございました。
必要[ 3月20日(日)必着 ]
登録フォーム、メールあるいはFAXのいずれかでお申し込みください。なお、当日登録も受け付けますが、参加費が増し、ハンドアウトが配布されない可能性があります。
件名を「北海道地区講習会参加申し込み」とし、
をご記入の上、 huvth-seminar@vetmed.hokudai.ac.jp まで送信して下さい。
参加申込書に必要事項をご記入の上、下記までFAXして下さい。
FAX:011-706-5239